私が着物を未来に繋げることができるとしたら、
身近な人たちに、着物を仕立ててあげる事、
着せてあげる事、着物を着て一緒に出かける事、
そのくらいだと思う。
子どもたちには、
洋服を着ることと同じ様に、
着物を着ることも普通な事だと、
伝えていきたい。
「自分のなかに文化を育てる事」
私が子どもたちにできることは、
着物を仕立ててあげる事、
そして、一緒に着て出かけること。
着物や浴衣と一緒に、
楽しい思い出を残してあげたい。
もしかしたら、
浴衣すら着たくない日が来るかもしれない。
それでも、
幼い頃に着物や浴衣を着た記憶は、
必ず子どもたちの心の中に、
文化として、育ってくれるはず、
そう信じて、
また仕立てては、一緒に着て出かけます。