昨日直した着物をさっそく着てみました。
寸法がいつもと大きく違うところは、下の2つです。
・身丈が1寸5分短い
・褄下が1寸5分短い
身丈が短いことに加え、私のお腹が妊娠中で大きいので、おはしよりはありません。
厳密には、帯の下線ぎりぎりの位置になったので、帯のなかに隠しました。
普段でしたら、1寸5分短くても難なく着られます。
上の写真で、
お腹の下に手を置いているので、余計にお腹が強調されていますが、
手を置いていない状態でも、お腹の下に布がかなりフィットし、
お腹の下がスッキリした印象でした。
「褄下丈が短い」とこの利点だと思います。
褄下丈が短いと、
着た時におはしよりから衿先が見え、気になる方も多くいますが、
太もも回りのフィット感が増すので、裾の崩れが少ない、という印象でした。
また、歩いているときの裾の広がり(蹴りだし部分)も開きすぎず、良い感じでした。
実は上の写真、着物と長襦袢の繰越寸法が違います。
着物は、繰越5分、衿の付込み5分。
長襦袢は、繰越7分、衿の付込み5分。
意外と違っていても着られます。
ちなみに、長襦袢に衣紋抜きはつけていません。
□今回の仕立て
身丈 420
裄 180
袖巾 90
肩巾 90
袖丈 130
袖付け 60
身八ツ口 40
前巾 65
後巾 80
抱巾 63
前腰巾 65
衽巾 40
合褄巾 38
褄下 213
繰越 5
肩明き 23 ※直線で切ってあります。
衿付込み 5
掛衿丈 130
衽下がり 肩)55
(単位は尺)
□着物について
仕立て上がり品を購入しました。
裄のみ直しました。