実際の2分の1サイズで学ぶ「座学で学ぶ和裁」
入門コースがスタートしました。
テキストや講座の進め方など、まだ手探りの部分がありますが、
入門コース1回目「浴衣の縫い方」では
1回で浴衣の形に仕上げることができました。
「浴衣の仕立て方」に入る前には
和裁の基本として、着物の名称・和裁道具・運針などの基本の縫い方・寸法について
説明させていただきました。
縫い方の説明後は、実際に運針やくけもしていただきました。
和裁の基本が理解できたところで、「浴衣の仕立て方」に入っていきます。
2分の1サイズで反物状のものを用意していますので
まずは実際に「裁ち」をしていただきます。
裁ちが終わったら、どんどん縫い進めます。
左身頃の完成を目指します。
たまに印付けもしつつ、ざくざく縫いで進めます。
ここでの目的は「構造を知ること」ですので、縫い方は自分がわかる程度にしておき、
どんどん先へ進めます。
10:00~16:30(お昼休憩1時間半)の講座でしたが、
午前中に、和裁の基礎縫いを7通り、浴衣の仕立ては背縫いまで進みました。
午後はだんだんとペースがつかめて来たようで、一気に仕上がりました。
仕上がった浴衣です。
上に尺のものさしを置いていますが、裄8寸5分と実物のだいたい2分の1サイズで
仕上がっているのがわかると思います。
講座の最初に行う「基礎縫い」
上の写真のような感じで、実際に生徒さんに縫っていただきました。
1回の講座で、すべてのことをこぼすことなく身となってほしいので
後から見直したときにわかるように・・・と思っています。